





令和6年産 一粒万倍米(農薬不使用・化学肥料不使用 朝日米)玄米 10kg
¥10,000 税込
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昔は「西の朝日、東の亀の尾」と呼ばれていましたが今では「幻の朝日」とも呼ばれる朝日米です。
朝日米は現在一般的に流通しているお米の中で唯一人工交配されていない在来種です。524ファーム のある岡山県は朝日米の栽培に適した環境で、朝日米は岡山が誇る代表銘柄米でしたが、稲が倒れやすい、稲から粒が落ちやすい、収穫時期が遅いといった理由から生産農家が減少しています。
朝日米は粒が大きく、ふっくらとした粘りとスッキリとした甘みとうま味があり、冷めても美味しいことから自家消費用のみは朝日米を生産する農家がいるほど魅力のあるお米です。そのため一般的に流通しているとは言いつつも岡山以外の地域では手に入りにくくなってきたことも「幻の朝日」と呼ばれる理由のひとつのようです。
524ファームの朝日米は日々食べるお米だからこそ体のことを考え、また本来の美味しさを引き出すため、農薬不使用・化学肥料不使用で栽培しています。肥料はヘアリーベッチという草花を育てて田んぼにすき込む緑肥のみで育てています。
(『無農薬』という言葉は国のガイドラインで使用できないこととなっているので『農薬不使用』と表記しています。)
また、朝日米は高アミロース米なので、糖の吸収が緩やかで血糖値が上がりにくいという特徴があり、糖質を抑えたい方など健康志向の方からの注目も集めています。
さらに、最近では岡山大と岡山県立大教授などのグループがアレルギーの原因物質ができるのを抑える効果があるとする研究成果を発表していますので、子どもから大人まで食べていただきたいお米です。
524ファームの土づくりの準備は、稲刈り後からはじまります。稲刈りで出た藁を田んぼにまんべんなくまき散らし、風化による分解を促進します。そしてヘアリーベッチの種子を2月の寒い日に田起こしをしてまきます。4月下旬ごろから花が咲きはじめ、田んぼには蝶やミツバチなどたくさんの生き物が集まってきます。そして花の見頃が過ぎる5月下旬ごろにトラクターで耕して土にすき込みます。
同じ頃に苗づくりをはじめます。種籾を濃い塩水で選別し、60℃を超える熱湯で消毒をします。慣行栽培では農薬に浸けて殺菌や消毒をしますが、524ファームでは農薬を一切使用しません。
その後、水に浸けて発芽させた種籾を苗箱にまいて苗を育て、6月中旬に田植えをします。
朝日は背丈が高く倒れやすいことから、株を大きくし、茎を太くするため株間を一般的な苗より広くします。さらに、苗の本数も少なめに植えます。
田植え後は、深水管理をして雑草の抑制に日々努めます。除草剤も一切使用しないので雑草を抑え、苗の成長を促進するため田植え1週間後からチェーンをたくさんつけた塩ビパイプを引くチェーン除草を1週間おきに7月下旬の中干し(土用干し)まで繰り返します。この作業で雑草が根付く前にチェーンで浮かせて除草することができ、苗に刺激を与えることで成長を促進し、すき込んだヘアリーベッチの腐熟で発生するガスを抜くことができます。
中干し後も水管理や草刈作業に励みながら、晩生品種の朝日は10月中旬から刈り取りはじめます。
今年は暑さのせいか雑草の勢いがすごく、手作業による草取りに追われましたがなんとか収穫することができました。
524ファームのある平野は桃太郎伝説で有名な吉備津神社の麓で太古の昔から稲作がおこなわれていた地域です。
その豊かな土地で農薬や化学肥料を使わず自然の力をかりて育てた日本在来種「朝日米」。
524ファームが思いを込めて育てた朝日米を食べて、たくさんの笑顔が生まれますようにとの願いを込めた一粒万倍米ご賞味ください。
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